家族のいびきが急に止まる? 寝ている間の無呼吸は病気のサインかもしれません
- 2026年11月3日
- 睡眠時無呼吸症候群
「夫のいびきが急に止まって、しばらく静かになる」
「そのあと、ガッと大きく息をする」
そんな様子を見て、心配になったことはありませんか?
本人に聞いても「よく寝ているから大丈夫」「昔からいびきはかいているよ」と、あまり気にしていないかもしれません。
しかし、寝ている間に呼吸が繰り返し止まる場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れていることがあります。
実は、睡眠時無呼吸症候群は、ご本人よりも先にご家族が異変に気づくことも多い病気です。
ご家族に、こんな様子はありませんか?
・大きないびきをかいている
・いびきが急に止まり、静かになる
・そのあと、ガッと大きく息をする
・寝ている間に呼吸が止まっているように見える
・昼間も眠そうにしている
こうした様子は、睡眠時無呼吸症候群のサインかもしれません。
特に、大きないびきのあとに呼吸が止まり、再び大きく息をするような状態を繰り返している場合には注意が必要です。
もちろん、いびきをかく方すべてが睡眠時無呼吸症候群というわけではありません。
しかし、睡眠中の呼吸が気になる場合は、一度検査で確認することをおすすめします。
なぜ、寝ている間に呼吸が止まるのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が繰り返し止まったり、浅くなったりする病気です。
特に多いのが、睡眠中に喉の空気の通り道(気道)が狭くなったり、ふさがったりするタイプです。
呼吸が妨げられると、血液中の酸素が低下したり、眠りが浅くなったりします。
その結果、十分な時間寝ていても疲れが取れず、朝のだるさや日中の強い眠気につながることがあります。
さらに、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や心臓・血管の病気とも関係しています。
単なるいびきと思っていた症状の背景に、健康に影響する病気が隠れていることもあるのです。
本人に自覚症状がなくても大丈夫?
睡眠時無呼吸症候群の特徴の一つは、ご本人が症状に気づいていないことがあるという点です。
眠っている間のことなので、呼吸が止まっていることを自分ではなかなか確認できません。
また、日中の眠気があまりない方や、「昔から疲れやすいから」と症状に慣れてしまっている方もいます。
そのため、ご家族からの
「寝ている間に息が止まっているみたい」
「いびきが急に止まるのが心配」
という気づきが、病気を発見する大切なきっかけになります。
ご本人が「特に困っていない」と感じていても、ご家族が睡眠中の呼吸に異常を感じた場合は、一度相談してみることが大切です。
睡眠時無呼吸症候群は自宅で検査できます
「睡眠の検査は入院しないとできないの?」
「仕事が忙しくて、検査のために入院するのは難しい」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
小嶋内科では、ご自宅でできる睡眠検査に対応しています。
まずは、指や鼻にセンサーをつけ、睡眠中の呼吸や酸素の状態を調べる簡易検査を行います。
普段と同じように自宅で眠りながら検査できるため、お仕事などで忙しい方にも受けていただきやすい検査です。
さらに詳しい検査(PSG検査)が必要となった場合も、ご自宅で受けていただくことが可能です。
また、入院での検査をご希望の場合には、提携医療機関をご紹介いたします。
原因がわかれば、治療につながることもあります
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には、病気の程度や患者さんの状態に合わせて治療方法を検討します。
代表的な治療方法の一つに、CPAP(シーパップ)療法があります。
CPAP療法は、睡眠中にマスクから空気を送り、気道がふさがるのを防ぐ治療です。
適切な治療によって、いびきや日中の眠気、朝の疲労感などの改善が期待できます。
また、病気の程度によっては、マウスピースなどの治療を検討する場合もあります。
ご家族の「気づき」が、健康を守る第一歩になることも
毎晩一緒に寝ているからこそ、気づくことがあります。
「最近、いびきが大きくなった」
「寝ている間に呼吸が止まっている気がする」
そんな小さな気づきが、病気の早期発見につながるかもしれません。
大切なご家族の健康のために、一度、睡眠中の呼吸を調べてみませんか?
小嶋内科では、呼吸器専門医が睡眠時無呼吸症候群の検査から治療まで対応しています。
佐賀県有田町をはじめ、伊万里市、武雄市、波佐見町、佐世保市の早岐・広田・花高・三川内方面にお住まいの方も、ご家族のいびきや無呼吸について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
