医療ダイエット外来|小嶋内科|佐賀県西松浦郡有田町の内科・呼吸器内科

〒849-4165佐賀県西松浦郡有田町黒川丙608番27
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医療ダイエット外来

医療ダイエット外来|小嶋内科|佐賀県西松浦郡有田町の内科・呼吸器内科

医療ダイエット外来

お腹の肉をつまんでいる様子

当院では、医師の管理のもと、マンジャロ®による医療ダイエット診療を行っております。

当院の
医療ダイエットの特徴

1.マンジャロによる肥満治療

 週1回自己注射するタイプの薬です。食欲を抑え、満腹感の持続をもたらし健康的な体重減少をサポートします。

2.総合内科専門医が一人ひとりにあった治療法をご提案します

定期的な医師の診察のもと、体調を管理し、効果と副作用を確認しながらお一人お一人にあった治療をご提案いたします。

3.生活習慣の見直しを重視します

  • お薬は体重を減らすためのサポート役です。
  • 注射で痩せても、中止した際にリバウンドする可能性があります。
  • お薬を使用している期間中に、食事や運動などの生活習慣を見直すことが重要です。

4.食事について

  • 断食のような無理な我慢は不要です。
  • 栄養状態を維持しながら体重を減らすことが理想です。

5.運動について

  • ウォーキングなどの有酸素運動をおすすめしています。
  • 自宅での筋トレ・ストレッチ・体操なども組み合わせると、さらに効果的です。

6.当院の診療方針

  • 現在、オンライン診療中心の肥満外来(ダイエット外来)が多くありますが、直接診察できない場合、薬の効果や価格の話だけになりがちです。
  • 単に薬を処方するだけでは、減量効果は限定的で、継続も難しくなります。
  • 当院では対面診療にこだわり、薬の使い方だけでなく、生活習慣改善の具体的なアドバイスも併せて行います。

なぜ肥満治療・ダイエットが
重要なのか

 肥満は、単に見た目や美容上の問題だけではなく、健康に深刻な影響を及ぼすリスクがあります。肥満は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病の発症リスクを高めるだけでなく、脳卒中や心血管疾患の原因ともなります。 さらに、大腸がん・乳がんをはじめとしたさまざまな癌のリスク要因にもなります。そのため、適正体重を維持することは、これらの疾患を予防するうえで非常に重要です。 減量(ダイエット)は、健康寿命を延ばすための大切な鍵となります。

なぜ当院で医療ダイエット外来
を行なっているのか

 体重を減らすことは、生活習慣病の予防や健康的な生活の維持につながります。現在、 GLP-1受容体作動薬であるセマグルチド(ウゴービ®)、GIP/GLP-1受容体作動薬であるチルゼパチド(ゼップバウンド®)は肥満症治療薬として承認されており、肥満治療への高い有効性に加え、健康障害の改善にも効果が示されています。

 しかしながら、現時点では保険診療による肥満症治療薬の取り扱いには、肥満症治療に関する専門研修を受けた医療機関であるなどの厳格な施設基準が求められており、クリニックレベルで保険診療として処方を開始するには、しばらく時間を要する見込みです。また、施設基準を満たしている医療機関であっても、処方前に最低6か月間の食事療法と運動療法の継続が必要であり、さらに処方開始後も2か月に1回の栄養指導を受ける必要があります。そのため、通院や時間の確保が難しいなどの理由から、現実的な選択肢とならない場合もあります。

 そこで当院では、保険診療による肥満症治療を受けることが難しい方に対し、肥満がもたらす健康被害や生活習慣病の予防を目的として、自由診療(自費診療)による肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)を行っております。

こんなお悩みはありませんか?

  • ダイエットをしても痩せられない
  • 血圧・コレステロール・血糖値が高めで体重を減らしたい
  • リバウンドを繰り返している
  • 運動ができない、運動が続けられない

 当院の医療ダイエット外来では、こうしたお悩みをお持ちの方に対し、医師が医学的根拠に基づき、無理なく体重を減らすためのサポートを行います。

当院の医療ダイエット外来の
ご利用にあたって

 肥満外来(メディカルダイエット・医療ダイエット)は自由診療(自費診療)となります。 そのため、診察・検査・薬剤の処方などすべてが自費での対応となります。 また、法律により保険診療との混合診療はできないため、通常の保険診療とは同日に行うことができません。

当院で使用する薬剤について

当院では、GIP/GLP-1受容体作動薬であるチルゼパチドを使用しています。

マンジャロ®(チルゼパチド)

週1回自己注射するタイプの薬です。GLP-1とGIPという2つのホルモンの働きを利用し、食欲を抑え、食べ過ぎを防ぎ、体重減少をサポートします。GLP-1のみに作用するセマグルチド(ウゴービ®)よりも体重減量効果が高いのが特徴です。

当院で医療ダイエットが
受診できる体格の目安

 当院では、医学的に体重減量が必要と判断される方を対象に、マンジャロ®による医療ダイエットを行っています。 そのため、美容・痩身のみを目的とした方への投与は行っておりません。

開始の目安となるBMI(体格指数)

判定基準 BMI
治療開始が可能な目安 BMI 22以上
より望ましい開始基準 BMI 25以上(肥満判定域)
治療対象外 BMI 22未満

※BMI 21台の方は当院では治療対象外となります。

身長別の具体的な目安(BMI 22と25)

身長 BMI 22の体重 BMI 25の体重
145cm 約46.2kg 約52.5kg
150cm 約49.5kg 約56.2kg
155cm 約52.8kg 約60.0kg
160cm 約56.2kg 約64.0kg
165cm 約59.8kg 約68.0kg
170cm 約63.5kg 約72.2kg
175cm 約67.3kg 約76.5kg

ご注意

当院では健康リスク改善を目的とした方のみ対象としています。 「細くなりたい」「少し痩せたい」という美容目的のみの方は対象外です。

当院の医療ダイエット外来の
診療の流れ

初回受診

診療内容

  • 身長・体重・BMIの測定
  • 食事・生活習慣・運動状況などの聞き取り
  • 血液検査(代謝状態・肝機能・腎機能・膵機能などを確認)
  • 治療の流れや費用、注意点などのご説明
  • 自由診療に関する説明書および同意書のお渡し
血液検査をお持ちの場合

以下に該当する方は、血液検査を省略できる場合があります。

  • 健康診断や他院での血液検査の結果が3か月以内のものである場合
  • 当院で定期的に採血を行っているかかりつけの方

その場合、初回からGLP-1注射の処方が可能なことがあります。

2回目以降の診療の流れ

【2回目の受診】
(初回から約1週間後)
  • 血液検査結果の説明(初回に採血がある場合)
  • マンジャロ®の注射方法の説明(看護師による指導)
【3回目の受診】
(2回目から約1週間後)
  • 体重の変化や体調、副作用を確認
  • 院内で自己注射を実施し、手技を確認(看護師がサポートします)
  • 問題なければ、2週間分(2本)処方
【4回目以降の受診】
(3回目から約3週間後)
  • 体重の変化や体調、副作用を確認
  • 効果や副作用の状況を見て、5mg(維持用量)への増量を検討
  • 4週間分までの処方が可能です
その後の通院頻度の目安
  • 症状や注射手技が安定後は、4週間に1回の通院が基本となります
  • 効果や副作用の確認を行いながら、医師が適切な投与量を調整します

マンジャロ®注射の費用について
【すべて税込・自費診療】

 当院では、マンジャロ®注射はすべて保険適用外(自由診療)でのご提供となります。以下は薬剤費を含む料金の一覧です。

薬剤費(1本で1週間分・容量別・税込)

用量 1本あたり 4週分 (4本)
2.5mg 4,500円 18,000円
5.0mg 8,500円 34,000円
7.5mg 12,000円 48,000円

※通常、初回は2.5mgから開始し、効果や副作用に応じて5mg→7.5mgと増量します。10mg以上への増量をご希望の場合、費用については診察時にご説明いたします。

診察・検査費用

初診料 2,000円
再診料 1,000円
血液検査料 3,000円

初回~3回目までの費用イメージ(例)

受診回数 主な内容 想定費用

(税込)
初回 初診+採血(薬剤なし) 5,000円
2回目 再診+マンジャロ®注射2.5mg(院内で1本) 5,500円
3回目 再診+注射2.5mg(院内で1本・処方2本) 14,500円

→最初の1ヶ月間の目安:約25,000円(税込) ※健康診断等で3か月以内の血液検査結果をご持参いただいた場合は、採血料が不要となり初回費用が減額されます。

治療が安定後(4回目以降)の月額目安

用量 薬剤料月額 再診料含む想定
2.5mgで継続 18,000円 19,000円
5.0mgへ増量 34,000円 35,000円

マンジャロ®ってどんな薬?

 マンジャロ®はもともと2型糖尿病の治療薬として開発された、新しいタイプの注射薬(週1回)です。有効成分は「チルゼパチド」といい、2024年12月には肥満症治療薬としても厚生労働省に承認されています(商品名:ゼップバウンド)。日本人の体重管理に対して、有効性と安全性が国により認められています。 マンジャロ®は「GIP/GLP-1受容体作動薬」という種類の薬で、体の中で自然に分泌される腸管ホルモンを利用しています。

  • GLP-1:満腹感を感じやすくして食欲を抑えたり、胃腸の動きをゆるやかにすることで食事量を減らす効果があります。
  • GIP:インスリンの分泌を促すだけでなく、脂肪の分解や食欲抑制にも関わります。

 このように、マンジャロ®は血糖値の改善だけでなく、食欲コントロールと体重減少の効果も期待できるのが特徴です。

投与方法と用量

 マンジャロ®は週に1回の皮下注射で使用します。患者様ご自身で扱えるペン型注射剤で、太もも・お腹・二の腕などの皮下に注射します。

初回・増量の目安
  • 初回投与:2.5mgから開始し、少なくとも4週間は2.5mgを週1回投与します。
  • 増量:効果や副作用を確認しながら、5mgへ、必要に応じて7.5mg・10mgと段階的に増量します。
  • 最終用量:体重減少の幅や副作用の程度を見ながら医師が判断します。最大で15mgまで増量可能ですが、当院ではまず低用量から慎重に調整します。
注射のタイミング
  • 注射は毎週同じ曜日に行うのが望ましいです(例:「毎週金曜の朝」)。習慣化すると継続しやすくなります。
  • ペン型注射はあらかじめ薬液が充填されており、ボタンを押すだけで所定量が注入されます。針も非常に細いため、注射時の痛みはインスリン注射などと比べてごくわずかです。
初めての方も安心
  • 当院では原則、初回と2回目に注射方法の指導を行います。
  • 自己注射が初めての方でも、問題なく継続しています。「注射が怖い」という方も安心して取り組めます。

マンジャロ®の体重減少効果

 日本で行われた臨床試験(マンジャロ®を40週間使用した場合)では、以下のような体重減少が報告されています。

5mg 平均 −7.0kg
10mg 平均 −7.8kg
15mg 平均 −9.5kg

 このように、マンジャロ®はかなりの体重減少効果が期待できます。 また、開始時に使用する2.5mgでも、個人差はありますが、試験結果以上に体重が減る方もいらっしゃいます。特にもともとのBMIが高い方ほど、体重は落ちやすい傾向があります。

マンジャロ®の副作用

主な副作用は消化器症状です。具体的には以下のような症状が報告されています。

  • 吐き気、嘔吐
  • 胃もたれ
  • 便秘、下痢
  • 腹部膨満感

嘔吐が起こる場合は、脱水症状に注意が必要です。 また、倦怠感(だるさ)、筋肉痛、気分の落ち込みなどが現れることもあります。これらの副作用は服用初期に多く見られますが、時間とともに軽くなることがほとんどです。

まれに起こる重大な副作用

  • 急性膵炎
  • 急激な体重減少による胆嚢疾患(胆石症など)の悪化

腹部の激しい痛みや黄疸(皮膚や目が黄色くなる症状)が出た場合は、すぐに医師の診察を受けてください

マンジャロ®治療が受けられない方

以下のような方は当院ではマンジャロ®による治療を受けられません。 現在治療中の病気がある場合は主治医にご相談下さい。

  • 膵炎などの膵臓疾患の既往
  • 甲状腺疾患の既往
  • 重度の胃腸障害(腸閉塞、胃潰瘍、炎症性腸疾患など)
  • 心機能・腎機能が低下している方、透析を受けている方
  • 本剤の成分に対してアレルギーの既往歴がある方
  • 糖尿病薬、ピル(経口避妊薬)、ワーファリンを服用中の方
  • 注射部位近くに人工物が入っている方
  • BMIが22未満の方
  • 18歳未満、75歳以上の方
  • 妊娠中・授乳中・または妊活中の方

自由診療における
マンジャロ®使用の注意事項

当院では、マンジャロ®を用いた肥満症治療を自由診療で行っております。以下の点について、必ずご理解ください。

1.国内承認の状況

  • マンジャロ®は国内では2型糖尿病の治療薬として承認されています。
  • 肥満症治療を目的とした使用は国内未承認です(「適応外使用」となります)。

2.入手経路

  • 当院で使用するマンジャロ®注射は、国内正規の医薬品卸業者を通じた承認品です。
  • 海外からの個人輸入品などは使用しておりません。

3.国内承認肥満症治療薬との違い

  • 肥満症治療薬として国内で承認されているものには「ウゴービ」「ゼップバウンド」があります。
  • これらは保険診療で使用する場合、施設基準や制約が多く、現時点では自由診療での提供が中心です。

保険診療での治療をご希望の方は、専門施設へご紹介いたします。

4.副作用被害救済制度について

  • 適応外使用であるため、万が一重篤な副作用が起こった場合でも、医療保険や医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
  • 当院では、リスクや補償制度の対象外となる可能性について事前に十分な説明を行い、患者様の同意を得た上で治療を開始します。

5.流通について

  • マンジャロ®の供給が不安定になることがあります。
  • その場合、2型糖尿病の方への使用を優先するため、自由診療での使用を制限する可能性があります。