「いびきは体からのSOS」― 眠りを整えて健康な毎日へ
睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?
「いびきは体からのSOS」― 眠りを整えて健康な毎日へ
睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?
もしかして、その原因は
睡眠時無呼吸症候群かもしれません

「しっかり寝たのに朝からだるい」「日中に強い眠気がある」——そんな方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。眠っている間に呼吸が止まり、酸素不足に陥る病気です。当院では呼吸器専門医の院長が、専門的な知識と経験をもとに丁寧に診断・治療を行います。気づかぬうちに進む病気だからこそ、早めの受診がおすすめです。

仰向けではなく横向きで寝られるように抱き枕をおすすめしたり、スリープスプリント療法(マウスピースによる治療)に対応する歯科医院さんをご紹介します。

専用マスクを使って、空気を気道に送り込むことで、睡眠中に気道がふさがるのを防ぎ、無呼吸を改善する治療です。使うのは睡眠中だけで、日中は普段通りの生活ができます。

無呼吸の原因が大きくなった扁桃や長い軟口蓋にある場合、それらを取り除いて気道がふさがらないようにする手術です。手術は全身麻酔で行われるため、必要と判断された方には、手術ができる病院をご紹介します。
Treatment duration and basic flow

診察・問診
まずは医師による診察と問診を行い、いびきや日中の眠気、生活習慣などを詳しく確認します。症状の経過や体の状態を丁寧に把握することで、睡眠時無呼吸症候群の可能性を評価し、必要な検査へとつなげます。

簡易検査
睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合、まずは簡易検査を行います。この検査は当院から検査機器を貸し出して自宅で行うことができます。手指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べます。ご自宅での検査後、検査機器をご返却ください。1時間あたりの無呼吸数と低呼吸数の平均AHI(無呼吸低呼吸指数)を参考に診断します。
※検査の解析結果は後日のご連絡となります。
※簡易検査でAHIが40回/1時間以上あった場合は精密検査(PSG検査)を行わずにCPAP療法の対象となります。

解析〜再受診・診断
簡易検査の解析の結果、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、より精密な判定を要するため精密検査(PSG検査)を受けていただきます。PSG検査は原則として、提携医療機関へご紹介の上、入院して受けていただきます。そこで睡眠中の呼吸や血中酸素の状態・脳波などをチェックし、正確な診断のためのデータを収集します。なお、ご希望に応じて、自宅でのPSG検査も可能です。

治療開始
睡眠時無呼吸症候群の治療方法は、患者さんの重症度や年齢、病態などにより変わってきますので、お一人おひとりに合わせた方法をご提案いたします。AHIが20以上の方はCPAP療法が保険適用となります。治療効果や体調の変化を確認するため、定期的な受診による経過観察が重要です。
| 検査メニュー | 簡易検査 | 精密検査 |
|---|---|---|
| 3割負担の場合 |
2,700円別途診察料がかかります |
3〜5万円(入院の場合)別途診察料がかかります |
| 治療メニュー | CPAP治療 | マウスピース制作 |
|---|---|---|
| 3割負担の場合 |
約4,500円別途診察料がかかります |
専門歯科をご紹介します |
睡眠時無呼吸症候群って、どんな病気ですか?
A.睡眠中に呼吸が何度も止まったり浅くなったりする病気です。いびきや日中の強い眠気が特徴で、放っておくと高血圧や心疾患などの原因になることも。早めの発見・治療が健康維持のカギです。
どんな人がなりやすいのですか?
A.肥満気味の方や首まわりに脂肪がついている方、顎が小さい方、鼻づまりがある方は要注意。男性に多い傾向がありますが、女性ややせ型の方でも起こることがあります。
いびきが大きいだけでも受診した方がいい?
A.はい。大きないびきは無呼吸のサインかもしれません。「家族に"呼吸が止まっている"と言われた」「朝からだるい」、そんな方は早めの受診をおすすめします。
検査は痛いですか?
A.ご安心ください。体に小さなセンサーをつけて寝るだけなので、痛みはありません。ご自宅で行える簡易検査もあります。
入院が必要になることはありますか?
A.簡易検査で異常が見つかった場合は、より詳しく調べるために提携医療機関での1泊2日の入院検査をご案内しています。安全で正確な診断が可能です。
どんな治療方法がありますか?
A.主な治療は、空気を送り込む「CPAP療法」や、マウスピース治療、生活習慣の改善など。原因や症状に合わせて、医師が最適な方法を提案します。患者さんの状態によっては、外科的手術を行う場合もございます。
CPAP療法はずっと続ける必要がありますか?
A.多くの場合、継続して使用しますが、体重減少や生活改善で症状が軽くなることもあります。定期的な診察で、治療内容を見直しながら進めていきます。
CPAPを使うと眠りにくくありませんか?
A.最初は少し違和感を感じる方もいますが、ほとんどの方がすぐに慣れます。「朝スッキリ起きられるようになった」と感じる方も多いです。
放っておくとどうなりますか?
A.無呼吸を放置すると、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中などのリスクが上がります。集中力の低下による交通事故の危険もあるため、早めの対応が大切です。
検査や治療に保険は使えますか?
A.はい。睡眠時無呼吸症候群の検査・診断・CPAP療法は保険適用です。費用は検査内容や治療方法によって異なりますので、詳しくはご相談ください。